これまでの成果
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JR関西本線(今宮駅〜JR難波駅)連続立体交差事業
第12回街路事業コンクール 会長賞受賞


事業概要
場所: 大阪市浪速区
高架化駅名: JR難波駅(地下化)、今宮駅(高架化)
事業実施期間: 平成元年度〜平成11年度(平成8年3月に全線地下・高架化)
事業の内容
関西本線位置図

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<位置について>

事業区間は、大阪市の中心部、難波周辺に位置する今宮駅からJR難波駅((旧)湊町駅)の間、約2.2kmです。

<JR難波駅付近について>

JR難波駅付近については、貨物ヤード跡地を含む広大な土地があり、この都心に残された貴重な空間を活用し、平成6年開業の関西国際空港と直結した都心の新しい交通拠点として整備を進めました。
鉄道については連続立体交差事業で地下化しました。このうちJR難波駅部は、NTT-A型事業を適用して、複合交通ビル(OCAT(大阪シティエアーターミナル)ビル)の建物と一体的に建設を行うとともに、地上部分では土地区画整理事業の施行により基盤整備を行い、まちづくりを進めました。
この複合交通ビルは、バスターミナル、阪神高速道路のランプを含む施設です。
さらに地下では周辺の地下鉄・近鉄の難波駅及び地下街とも直結する地下歩行者道を、地下交通ネットワーク整備事業により、併せて整備しました。

<今宮駅付近について>

今宮駅付近では、高架化を行い、これに伴って今宮駅を大阪環状線も停車できる駅にしました。
事業の効果
これら地下化及び高架化により5箇所の踏切を除却するとともに、東西方向の道路の整備を行うことで交通がスムーズになりました。
またJR難波駅周辺においては、地下では地下街や鉄道駅と直結し、地上では、鉄道の地下化によるまちの分断の解消、土地区画整理事業、駅と一体となった複合交通ビルの建設などを行うことで、土地の高度利用が促進され、大阪ミナミのにぎわいの一翼を担うまちづくりが進められました。
概要図

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