特集
戻る
JR中央線(東京都国立市等)

メニュー

事業概要|施工手順|中央線の「踏切すいすい大作戦」



2.高架橋工事の施工手順


図2 高架橋工事の施工手順

在来線が走行しているところに高架橋をつくるため、線路の北側に用地を確保し、一旦、仮の線路(仮線)に列車を走らせます。
旧在来線の用地に高架橋をつくり、高架橋が完成したら、鉄道を高架線
上に切換えて走らせます。
線路が高架に切り換わった後、仮線や仮駅、踏切の撤去及び、側道設置
工事を行い、事業は完了します。

  線路の切換工事について
  在来線から仮線、仮線から高架線へ線路を切換える工事(=切換工事)の際は、線路内で工事を行うため、列車の走らない夜間の作業になります。
  中央線は終列車が1時半過ぎ、一番列車が4時半頃なので、その間に作業できる時間は3時間もありません。そのため、時間を必要とする中央線の切換工事の時は、早朝・深夜の列車を何本か運休して工事をしています。なお、道路の夜間工事などは、一般的に午後8時から午前6時まで、10時間の作業時間を取ることができます。
切換工事の作業量が多い場合は、区間を分割して切換を行うこともあります。中央線の三鷹〜国分寺間では、仮下り線への切換工事を2回に分けて実施しました。

本ホームページは、「踏切すいすい大作戦」参加団体が制作・管理・運営を行っております。