踏切対策の方法
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連続立体交差事業、限度額立体交差事業

連続立体交差事業は、道路整備の一環として、鉄道の一定区間を連続して高架化または地下化することにより複数の踏切を一挙に除却し、交通渋滞、踏切事故を解消するとともに、分断された市街地の一体化を図る事業で、抜本対策の中心的な役割を担っています。
現在、約60箇所で事業を実施し、「開かずの踏切」や「自動車ボトルネック踏切」などを除却しています。

詳しい事業の内容や取り組み状況について知りたい方は以下のページをご覧ください。


連続立体交差事業について詳しく知りたい方はこちら

■【対策例】JR 阪和線美章園駅〜杉本町駅付近(大阪府大阪市)
 

当該事業地区では開かずの踏切が11箇所(◎印の箇所)連続し、1日の自動車交通量が2万台を越える踏切で1日の遮断時間が9時間を超えるものが3箇所(黄色の箇所)もありました。

JR阪和線(美章園駅〜杉本駅付近)約4.9kmを高架化(平成18年5月高架切替)し、12箇所の踏切を一挙に除却することによって、交通渋滞・踏切事故が解消され、踏切による地域分断が解消されました。
長居南一踏切
交通渋滞が解消 踏切事故が解消

■【対策例】JR 日豊本線日向市駅付近(宮崎県日向市)
 

JR日豊本線(日向市駅付近)約1.7kmを高架化(平成18年12月高架切替)し、日向市駅を中心に土地区画整理事業、商業集積に向けた各種事業を一体的に行うことにより、まちの賑わいの創出、日向市にふさわしい都市景観を目指しています。

単独立体交差事業

交通渋滞、踏切事故の解消を目指し、道路をオーバーもしくはアンダーパスして踏切除却する事業で、抜本対策のメニューの一つです。
■【対策例】(都)春日中央通り線(福岡県春日市)
 

道路をオーバーパスして踏切を除却(平成16年3月)するとともに、JR春日駅周辺の交通結節機能の強化を図りました。


■【対策例】(都)美浜長作町線(千葉県千葉市)
 

道路をアンダーパスして踏切を除却(平成16年7月)するとともに、周辺及び広域の交通円滑化に大きく寄与しました。

本ホームページは、「踏切すいすい大作戦」参加団体が制作・管理・運営を行っております。